メリバ珈琲の楽しみ方

日々飲む珈琲は気軽な気持ちでリラックスして淹れる過程を楽しむのがよいですが、ちょっとしたコツを知ることで雑味を取り除きより美味しい珈琲を淹れることできます。
ここではペーパードリップでの珈琲の淹れ方をご紹介します。

珈琲豆の挽き方

家でミルを利用する場合は、中挽きから中粗挽きがよいでしょう。
細く挽いたほうが濃く苦味の強い珈琲が抽出され、粗く挽けばさっぱりと酸味を際立たせて仕上がります。豆の焙煎が深くなればなるほど粗めに、が基本です。
お店で挽いてもらう場合は、ペーパードリップ用の粗さと注文してください。

美味しい珈琲の淹れ方

円錐型ドリッパーで抽出する方法をご紹介します。台形型ドリッパーと比べると比較的さっぱりと仕上がると言われています。今回は26gの粉で2杯分淹れてみましょう。

湯は十分に沸かした後、一度サーバーに移してまたやかんにもどします。こうすることで、サーバーが温まりなおかつ湯温も適当になります。

豆をドリッパーにセットしたペーパーに入れたら、必ず表面をならしておきます。
脇をしめてやかんを固定し、まずはお湯で豆を濡らしていきます。注ぐというより、そっと豆にお湯を置いていってください。全体が湿り豆が膨らんでふわっといい香りがした後も、一定のペースで湯を豆に置いていくと、サーバーに濃い珈琲の液体がぽたりぽたりと落ちてきます。

ひと呼吸おいて、徐々にお湯の量を増やします。一気に湯量を増やさず、ドリッパーの中が湯で溢れないように、ドリッパーからサーバーへ落ちる液体と同じペースで湯を注ぎます。最初の1杯分(140cc)で豆の旨味を8割抽出するイメージ、黒々とした濃い珈琲がサーバーに落ちているはずです。

280ccまでドリップし続けます。呼吸は同じ、お湯の注ぎ方も同じです。280ccまで珈琲が達したら、すぐにサーバーをリムーブしてください。これ以上のドリップは出涸らしです。

サーバーの珈琲を軽く攪拌し、温めたコーヒーカップに注ぎます。
まずはその香りを楽しんでください。ブラックで豆本来の味を確かめたら、ミルクや砂糖を入れて味の変化を楽しむのも一興です。